作品 Works
【2021】 詳細はこちら click for detail
声 ／ Voice
H90cm×W55cm×D0.4cm
acrylic plate, gesso／アクリル板、ジェッソ
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グループ展 SHODO NEW AGEに出品
2021.9/19（日）〜20（祝）
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話す「声」は呼吸をして生きる。
書く「声」は保存される。
どちらも人の意識だ。
感情というにじみにおおわれている。
２persons ３minds
H15cm×W13.8cm×D0.5cm
acrylic plate, gesso／アクリル板、ジェッソ
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<ステートメント>
「りっしんべん」を２っ書いた。
感情や思考といった心の動きに関する字義を示す偏（へん）だ。
心を健やかに保つには感情と思考は混ぜない方がいい。
特に人間関係において、それを意識したい。
インターネットが普及し、SNS などで前時代には関わるはずもなかった人とオンタイムで交流する時代だ。
どこでも共通の作法などないからこそ、心ある純朴なやり取りが大切だ。
感情と思考を混ぜてしまい、いきなり主義主張をまくし立てるようなことがないようにしたい。
他者と心を共有することがどれだけ尊いか、おそらくそれはどこのコミュニティーでも変わらない感覚だろうから。
この作品で、引っ掻いた線は 2 人の人を意味し、黒色の３っのにじみは感情と思考を意味する。
真ん中のにじみは２人の人に共有された心だ。
表現されているのは抽象化した私の感情ではない。私の考えを具体的に表現した作品である。
この作品は下記の名作を取り込んでいる
ルーチョ・フォンタナ「空間概念」
コンスタンティン・ブランクーシ「接吻」
井上有一「花」
ルーチョ・フォンタナは空間と人間との関係をキャンバスを切り裂くことで追及した。
そこには作者の感情は無く、思考だけが簡潔に表現されている。
このコンセプチュアルな態度と、画面に切り傷をつける技法を強く取り込んだ。
コンスタンティン・ブランクーシはミニマルな彫刻をつくり、
自作を「抽象ではなく本質を表現した具象だ」と語った。
「接吻」は愛の本質を半抽象的な造形で具象化しており、そのシンプルな表現を引用した。
また、井上有一の心情むき出しの書表現と、「花」のユーモラスな構図を引用した。
沢山のしんにょう ／ The ways I go
11×35×0.2cm
アクリル板、ジェッソ.
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道、進、迷、過・・・
沢山の「しんにょう」な出来事を思う。そして日常では認識していない前史と後史があることに気付く。
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I think about the way I go.
And I realize that there is a prehistory and posthistory that I'm not aware of in my daily life.
雨が降りすぎる ／ It's raining too much
17.5×8.5×0.3cm
アクリル板、ジェッソ
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残酷な雨が降る。
気候が警告している。
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It's raining brutally during few days in Japan.
The climate is warning us.
コンポジション ／ Composition
20×20×0.2cm
アクリル板、ジェッソ
2021
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漢字の「日」と、デジタル数字の「８」を書いた。
二つの字は、ほぼ同じだ。
寄せ集めると「日本」のもろさを構成するようだ。
モンドリアンの「コンポジション」を流用した。
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There are characters 日 and 8(in digital).
I appropriated Mondorian's Composition.
