作品 Works
【2021】 詳細はこちら click for detail
声_1~4 / Voice_1~4
スミワングランプリ2020-2021
グランドチャンピオン大会
優勝 グランドチャンピオン 受賞作
声_1~4
Awarded works
Voice_1~4
サイズ:縦28.6cm×横8cm×厚0.2cm
素材:塩ビ板、ジェッソ
<ステートメント>
穴と線で、「声」と記した。
話し言葉は呼吸と共に生きる。
書き言葉は刻まれ保存される。
二つの言葉は時間と空間でのあり方が違うが、
どちらも人の「声」となり得る。
それは、とりとめが無くて、時に危い。
<審査員コメント>
無声の平面作品の中に声という形と穴があることで
音と立体感が生まれる。
想像力を駆り立てる洗練された作品です。
(いずみなつみ)
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ビジュアル的には、今回の出品者の中ではダントツ。
さらに漢字が元来持っていたはずの"物質性"を際立たせることによって、"書"をupdateしていると思う。
作者のいう"話し言葉と書き言葉"についての論考を進め、さらなる展開を期待します。
(菅広)
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ビジュアル的に目を惹く
穴と線を立体にする事で更に深まりコンセプチュアルに感じた。
(グウナカヤマ)
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ひょっとこのようにひょうきんでもありネロ魔身のようで怖くもある
(坂巻裕一)
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書、言葉、アート、それぞれの場においてこの作品は存在の必然性を伴っているように感じました。
(日野公彦)
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「引っ掻く」という行為と文字との親和性については、甲骨の時代にまで遡る必要があるが、作者はその想像力を駆使して現代の作品に仕立ててた。
(山本尚志)
(山本尚志)
これはブランクーシの接吻です / C'est The Kiss by Brâncuși
声なき会話 / The conversation without talking
18×18×0.2cm
アクリル板、ジェッソ
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日本人はテレパシーでしゃべってる。
と、日本語を勉強している外国の方が
以前おっしゃっていたのが印象的です。
マスクをして話していても相手のことがなんとなく
分かるのもそういうことなのでしょう。
世界ではまったく通用しない話しだけれど、
とてもいとおしい感覚です。
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Sometimes conversation in Japan is without talking.
I think that's one of the reasons why Japanese are hard to understand.
声 / Voice
35cm ×5.5cm
acrylic plate, gesso
声々 / Voices
28cm ×16.5cm
acrylic plate, gesso