作品 Works
【2024】 詳細はこちら click for detail
在る
33.2×24.2cm
画仙紙に墨汁と鉛筆
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この物質世界に在るのは物質だけではない。
多次元を感じて在りようを深堀りする。
いみ次元
トレーシングフィルムにアクリル絵具とマーカー
30×23cm
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くずした仮名で「いみ」と書いた。字母は「以三」。
手で書いた文字は多次元空間でも意味をなすだろう。
この世界の向こう側まで人の思いを届ける気がする。
人が作ったデジタル空間ではそこまでを期待しない。
いみ時空
画仙紙にアクリル絵具と色鉛筆
36×20cm
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時間と空間が崩れても。
阿吽の時空
30×20cm
画仙紙にアクリル絵具と鉛筆
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「阿吽」は神聖な意識だ。「阿」はこの世の「始まり」、「吽」はこの世の「終わり」。始めの迷い苦しみを経て、この世はやがて一体化することを意味する。
発音する時「阿(あ)」は口を大きく開け「吽(うん)」は口を固く結ぶ。この作品では漢字の「阿吽」の口だけをかき、時空を意味するラインで結んだ。
時空は私達が生きる世界だ。それは幾多の命が生まれ死にゆく営みの場だ。さまざまな混乱や対立を経て、やがて調和にたどりつくのだろう。
いみ時空
トレーシングフィルムにアクリル絵具とマーカー
38×18cm
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くずした仮名で「いみ」と書いた。字母は「以見」。
現代では読めないアンティークの文字だが意味を示すことができる。
手で書いた文字は他の時代や空間にも人の思いを、他者のみならず神様にまでも届ける気がする。
デジタルでやり取りされるフォントにはそこまで期待をしない。